農園主ご挨拶

2016年3月吉日

御礼とご挨拶

河野農園主
河野 遼


この度は当農園の作物をご紹介する機会を賜りましたこと、厚く御礼申しあげます。

私どもの農園では、木村秋則式自然栽培に学び、無肥料・無農薬での栽培を行っております。
2012年にここ綾部市七百石町へ移り住み、4年間にわたり土作りに取り組んでまいりました。
当農園の土は、元が水田故に粘土質で、雨が降ればドロドロになり、晴れの日が続くと
岩のように硬くなります。そんな土ではありますが、暗渠を敷いて排水性を確保し、
大麦による硬盤層の破壊と団粒化に取り組み、少しずつですが、排水性と団粒性が
良くなりつつあります。
先人のお話では、「田んぼの土を畑の土にするには7年かかる」と言われております。
しかし、「田んぼの土が畑の土に変わると、大変味わい深い作物が育つ。」とも言われております。
当農園の作物は、まだ畑の土になりきらない中で、一生懸命に生きて、育った作物で
ございます。
どうか、末長くご愛顧賜りまして、自然へと戻ってゆく味の変化をお楽しみ頂ければ、幸いです。

また、自然栽培では、慣行栽培に比べて収穫量が少なくなり、価格は高めになります。
しかし、慣行農法と異なり永続可能であり、生態系への負荷の少ない栽培であります。
私どもといたしましても、多くの方に安全安心な生命力に溢れた農作物を味わって
頂きたいと願っております。

そのためには、消費者の方々ともども「足るを知る」生活の推進により、自然への負荷を減らし
一方で、自然栽培の普及推進により生態系の均衡化を進め、害虫の被害も際立つこともなく、
自然の営みの中で農作物が取れるようになることが必要です。

私どもの願いを、一日でも早く実現できますよう、今後とも精進いたしますので
ご支援ご協力の程お願い申し上げます。
敬白